在宅ワークの求人情報を見ていると、”トライアル”という言葉を見かけることがあります。仕事を請けるため、もしくは在宅ワークのグループに登録するために”トライアル”というものを設けているクライアント(グループ)が時々あるんですね。
トライアルとは
この”トライアル”というのは仕事を請ける前のテストのようなものです。実際の仕事と同じくらいのレベルの原稿やデータを渡されて、仕様の通りに入力していく場合が多いと思います。または独自にクライアントやグループで作ったスキルチェック問題などの場合もあります。
私が派遣会社に在宅登録する時は、文字入力のスピード測定と正確さのチェック、それからWordによる文書作成がありました。
いずれにしても、募集されている仕事やスタッフを募集しているクライアント又はグループなどに必要なスキルをチェックしたり、メールのやり取りや発注から納品までの流れの中で不備がないかなどを見られるものです。
トライアルでチェックされるポイント
私がグループリーダー時代にチェックしていた事項としては、以下のようなものがあります。
・仕様書が読みこなせるか。
・ソフトが使いこなせるか。
・基本的な知識があるか。
・スピードがあるか。
・正確さがあるか。
・社会人として適当な応対ができるか。
在宅ワークの求人情報を出すと、大量の応募メールが送られてきます。私も何度も求人情報を公開しましたが、その度に200通近い応募のメールがきていました。でもメールに書かれている文面だけでは、本当にきちんと仕事をしてくれるワーカーさんなのかどうか判断がつきません。ですので、事前に”トライアル”を受けていただいて、ある程度ふるいにかけるわけです。
このように、”トライアル”は、あくまで”練習”ではなく、仕事を得るための”試験”ですので、本番の仕事だと思って、真剣にのぞみましょう。